地雷サナガエン?
こんにちは、ドナルドです。
東北オフお疲れ様でした。結果は予選6-0、本戦初戦敗退でした。本戦では結果を残せませんでしたが、初の本戦進出だったので記念に構築紹介をしたいと思います。また、タイトルの通り地雷ありの構築だったのでその紹介を。
ぱっと見は普通のサナガエンなんだけどな...
レベルが中途半端なのは許してください
- 構築経緯
サナガエンを使うことはもともと決めていました。相性のいい霊獣ランドロス、前から使いたかったチョッキコケコを採用。また、東北オフではサーナイトミラーが発生すると考えたので、テンプレ構築に強いウツロイドをパーティに入れました。最後の一枠においかぜ要員のカミツルギを入れて完成です。最初はカミツルギの枠にペリッパーを入れていました。地面の一貫を切れるおいかぜ枠として採用していましたが、岩雪崩に弱く追い風を張れないことが多かったのでカミツルギを採用しました。カミツルギを入れることで水タイプのポケモンへの回答が増えたので、結果的に良かったと思います。選出画面でこのパーティを見るとウツロイドの入った普通のサナガエンですが、技や動かし方がかなり異なります。
サイクルも回しますが対面構築のような動きをすることが多いです。
- 個体紹介
性格:控えめ
特性:トレース→フェアリースキン
持ち物:サーナイトナイト
実数値:175-×-100-210-163-125
HB:メガガルーラの親子愛恩返し耐え
C:残り
HD:c156ルンパッパの雨ハイドロポンプz耐え(93.7%)
S:最速バンギラス+1
HBに厚く振ったサーナイトです。いつもこの調整を使用しているためそのままの調整を使いました。トリックルームを採用せずに瞑想を採用したのは、パーティ全体の素早さが高くトリックルームを使用するメリットが感じられなかったからです。初手で出すことは少なく、最後に制圧するために出すというのが多かったです。
めいそうを積めるため、Cに振らずもう少しSに努力値を振ったほうが良かったかもしれないです。後述しますがコケコで相手の素早さを下げることができるので、素早さが一段階下がった状態のメガボーマンダを抜けるように努力値を割くべきでした。
性格:いじっぱり
特性:いかく
持ち物:マゴの実
努力値:H244 A36 B4 D148 S76
実数値:201-154-111-×-129-90
HD:C147カプコケコエレキフィールド下10万ボルトz耐え
S:追い風下最速メガメタグロス抜き
もはや説明のいらないガオガエンです。 初手で出すことは少なく、後ろから投げることが多いです。守るはz技をすかしたりトリックルームのターンを稼いだりなどの利点があります。個人的にはとんぼ返りより使いやすかったので採用しました。
性格:いじっぱり
特性:いかく
持ち物:ジメンz
努力値:H164 D92 S252
実数値:185-181-110-×-112-143
技:地震/とんぼ返り/馬鹿力/守る
HD:194サンダーのめざめるパワー(氷)最高乱数以外耐え
S:準速
バルドルさんがWCSで使用した調整をそのままお借りしました。初期はフィラの実をもたせていましたが、地震を空かせるポケモンがこちらにおらず、なおかつ火力不足に感じてしまったのでジメンzに変更しました。ジメンzは瞬間高火力が出せますし、見方を巻き込まずに地面技を打てたので非常に使いやすかったです。
今考えると馬鹿力は岩雪崩のほうが良かったです。初期案ではカビゴンが非常に重く、少しでも見るために馬鹿力を採用していましたが、地面zやカミツルギの採用により他のポケモンで十分見れるようになっていたので別の技にすべきでした。
カプ・コケコ
性格:臆病
特性:エレキメーカー
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H228 D100 S180
実数値:174-121-105-115-108-190
技:ボルトチェンジ/フリーフォール/エレキネット/自然の怒り
HD:C222メガゲンガーのヘドロ爆弾耐え
S:最速メガボーマンダ抜き
この構築の要であり最強ポケモンです。一つ目の地雷枠。チョッキコケコを入れることは最初から決めていました。上からエレキネットを打つことで気合の襷の効果を無くしつつ、相手のSを下げることで隣のポケモンのサポートをします。フリーフォールで相手のポケモンを連れ去っている間に隣で瞑想や剣の舞を積むことで、相性不利なポケモンを無理やり処理することができます。サナガエンに入っているカプコケコはデンキzを持っていることが多く、そちらを警戒してくるのでその間に他のポケモンをサポートします。高耐久のトリックルーム持ちのポケモンは自然の怒り+z技で処理できるので、ピンチベリーを発動させることなく倒すことができます。基本的には初手に無双役と一緒に選出します。堂々の選出率1位。
HDはメガゲンガーに縛られることなく強気に動きたかったため、ヘドロ爆弾を耐える調整にしました。一度メガゲンガーにエレキネットが入ると、耐久無振りであればウツロイドがメガゲンガーをほとんど倒すことができます。Sはメガボーマンダ抜きとしました。この構築はメガボーマンダに竜の舞を積まれてしまうと後続での処理が難しくなってしまいます。上から地震で倒されてしまう前にSを下げ、後続で倒すことができるようにするためメガボーマンダ抜きにしました。
チョッキコケコ最強!
性格:臆病
特性:ビーストブースト
持ち物:イワz
努力値:H4 C252 S252
実数値:185-×-67-179-151-170
技:パワージェム/ヘドロ爆弾/サイコショック/守る
ちょっとした地雷枠。この構築はカメツルギという構築にパーティ構成が非常に似ており、まずスカーフウツロイドが警戒されます。なので最初のターンの守るは相手にあまり読まれません。その間にコケコのエレキネットを打つことで無双体制を整えます。その後イワzを早い段階で切り、相手ポケモンを倒すことでビーストブーストを発動させる、という動きをすることが多かったです。
もともとはサーナイトミラーのために入れたポケモンでしたが、環境に刺さっており非常に使いやすかったです。
サーナイトミラー起こらなかった...
性格:陽気
特性:ビーストブースト
持ち物:気合の襷
努力値:H4 A252 S252
実数値:135-201-151-×-51-177
技:リーフブレード/聖なる剣/追い風/剣の舞
二つ目の地雷枠。追い風・剣の舞を両採用したカミツルギです。サナガエンに入っている追い風採用のカミツルギは、普通は耐久振りや見切りを採用しています。剣の舞なんて採用されません。このパーティはミミッキュカビゴンの並びに弱いため、剣の舞を採用することでH振りミミッキュまで倒せるようにしました。最初のターンにフリーフォールでミミッキュを連れ去り、その間に剣の舞を積みます。フリーフォールのダメージでミミッキュの化けの皮が剥がし、リーフブレードで倒します。
このカミツルギが予選で大暴れしました。初手で追い風を張ると威嚇の入ったカミツルギは割と放置されます。そこで強気に剣の舞を使い、相手ポケモンを倒していくという動きが非常に多かったです。予選で相手ポケモンの大半はこのポケモンが倒しました。バシャーモ等の相性不利なポケモンもこのポケモンが倒しました。
- 選出
・ 基本選出
基本的にはカミツルギかウツロイドで相手ポケモンを倒していきます。特性の発動順で相手のS判定を行います。zの2匹は同時選出しませんでした。高耐久のトリックルーム持ちやモロバレルは、自然の怒り+z技で倒しておくと後に楽になります。
・対バンドリマンダ
バンドリマンダに対しては普通にサイクル戦を行います。ボーマンダに気をつければ、カミツルギが無双できます。カミツルギは追い風から入ると相手のドリュウズを抜けるため、動かしやすくなります。
- 最後に
このパーティを使っていて思ったことがありました。
サナガエンってなんだっけ...
サーナイトガオガエンの並びで選出することがなく、相手のポケモンはカミツルギがほとんど倒していきました。サナガエンの醍醐味であるサイクル戦をほとんど行わないパーティでした。
普通のサナガエンもうまく扱えるように精進していきたいと思います。
・QRパーティ